Arcobaleno3 メゾソプラノ東園己音楽日記

北海道在住 メゾソプラノ東園己の音楽日記 演奏活動や稽古のバックヤードなどパワフルな音楽生活をお届けいたします
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第九のアルトソロのこと

あざみ


新しい一週間が始まりました
今週末は 北広島市芸術文化ホールで
ベートーベンの第九のコンサートがあります

ベートーベンの「第九交響曲」はどなたでもご存知な
合唱曲入りのスケールの大きな交響曲
合唱を歌われた経験のお有りの方も多いかと思います
なんといってもフルオーケストラで
力いっぱい声を出せるのがこの曲の魅力ではないでしょうか
ドイツ語の歌詞を懸命にお稽古して暗譜し
歌いきる達成感は経験された方なら誰もが感じられることでしょう
「フロイデ=喜び」この曲の歌詞どおり
自ら声という楽器を響かせるのは大きな喜びであると思います
さて 私の担当する「アルトソロ」はどうでしょう
これが なかなか困惑するポジションなのでございます
お歌いになった方は 嗚呼・・とすぐにわかっていただけると思いますが
なんとも 煮え切らない旋律線を行ったりきたり・・
音域も ソプラノ テノールの真下をウロウロするばかりで
ちっとも華が無く ソリストと言えども
全くの縁の下の力持ち的存在で
ほんの少しだけ外にでるパートが非常に声の鳴りにくい音域で
もう踏んだりけったりの(言葉が悪いですね)お仕事なのでございます
「身の置きところがない」とはこのことで
至極神経を使う割には評価されない役どころなのです
それでもアルトがいないと困るわけで
一番最初にフォルテッシモで発声するバス
そして 難しいマーチのあるテノール
高音のピアニッシモを要求されるソプラノを横目に
ず~っと ウロウロズンズン低声区を彷徨うアルトは
人知れないプレッシャーとの戦いをしているのであります
ソリストとして第九の舞台に立たせていただいて
何度目の演奏会だったでしょうか・・
「あ・・こういうことかもしれない!」と
なんとなく 自分の役割が認識できたのは!
私自身が出来たとか出来なかったとかいうことではなく
第九のソロだけは「経験が必要」だと特に感じる演目です
次回の第九では どんなことを掴むことができるのか
また新しい挑戦であることは確かです
オーケストラ 指揮者 ソリスト 合唱団 ホール と
毎回シチュエーションが違いますからね
手馴れたことをするのではなく 新たなチャレンジをさせていただきましょう
そしてそして 北広島音楽協会結成20周年記念行事
という栄誉あるイヴェントで歌わせていただくことを感謝し
北広島市のみなさまとお会いできますのを心から楽しみにしています




11月13日(日)
北広島市芸術文化ホール 開演14時

「我がまちの交響曲 第九演奏会」

アルトソロ  東 園己

※チケットは完売しております




コメ欄は閉じさせていただいています

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